しめ飾り

 正月の行事の一つである正月飾り(しめ飾り鏡餅)のお供えは、年神を迎える祭りのために行われます。

 しめ飾りは、しめ縄で作る飾りでウラジロ(長寿)、ユズリハ(家計を次の世代に継ぐ)、ダイダイ(家が代々栄える)などの縁起ものがあしらわれています。しめ飾りの形は地方によって様々ですがリースタイプが人気が高くなっています。これはマンション等の小さいドアにも合うことと、クリスマスのリースの影響もあるのかもしれません。花工房でもリースのしめ飾りは人気が高まっています。地方特有の伝統的なしめ飾りも、販売されているしめ飾りの一般化の影響を受けて、全国的に共通してきている傾向も見受けられます。

_ しめ飾り_遊び_S-1071   しめ飾り_ミニ_ミニP-8    しめ飾り_ミニ_ミニQ-8 _
<リースタイプ> <吸盤付きのミニタイプ>

 しめ飾りは玄関以外にも自動車や神棚に飾られます。自動車は以前はフロントグリルに飾られていましたが、見かける事が少なくなりました。代わって、車内に吸盤のあるミニタイプを飾る方が増えています。

しめ縄】 神様を迎えて祭る清らかな所(占標(シメ))=通常は玄関の軒下に、新しいわらで作ったしめ縄を飾ります。新しいわらには、古い年の不浄を払うとも、外から災いが内に入らないようにともいわれています。

橙(ダイダイ)】ミカン科の常緑小高木。冬を経ても実が落ちないため「代代(だいだい)」に通じさせ、正月の飾り(しめ飾り)に用いる。つまり「わが家が代々繁栄するように」ということです。

裏白(ウラジロ)】ウラジロ科の常緑性シダ植物。葉の裏面は白い。葉を正月の飾り(しめ飾り)に使います。「後ろ暗い事のないように」ということです。

譲葉(ユズリハ)】ユズリハ科の常緑高木。葉は長楕円形、裏面は白緑色、新葉の生長後に旧葉が落ちるため、縁起を祝って正月の飾り物(しめ飾り)に使います。

飾る日、片付ける日しめ飾りを飾る日、片付ける日は門松と同じです。門松のページを参照下さい。

年神(としがみ)】神道の神。毎年正月に各家にやってくる来方神です。 地方によってはお正月様、恵方神、大年神等異なる名で呼ばれる所もあります。 「年」は稲の実りのことで、穀物神です。古代日本で農耕が発達するにつれて、年の始めにその年の豊作が祈念されるようになり、それが年神を祭る行事となって正月の中心行事となっていった。現在でも残る正月飾りは、元々年神を迎えるためのものです。